【マツダコレクションマガジン】
商品開発レポート:ユーノスロードスターモデルカーセット#1
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ロードスター35周年を記念する特別な企画として、昨年からイベント会場やWEBアンケートでロードスターファン・マツダファンの皆さまへヒアリングをさせていただいていましたが、正式に「ユーノスロードスターモデルカーセット」の商品化が決定したため、軽井沢ミーティング2024 の会場で発表させていただきました。
今回の♯1では、商品概要・開発の開始を発表した様子・実際の開発状況の一部を紹介いたします。
◆商品概要
車種:ユーノスロードスター(NA)
縮尺:1/43スケール
製法:ダイキャストモデル(金型新造)
商品構成:16モデル※+特典
※初期NA6CE(1989)~最終特別仕様車(1997)
◆開発の開始を発表した様子
2024年5月26日に行われた軽井沢ミーティング2024で、ユーノスロードスターモデルカーセットの開発を開始したことを発表。
また、「マツダオフィシャルモデルカーができるまで」をテーマにしたサンプル展示も行いました。


◆開発状況のご紹介(3Dスキャニング編)
近年は3Dデータを活用した車両開発が行われているため、車両開発時の3Dデータを用いることで、精巧なモデルカー開発を行っています。しかし、それ以前の古い車の場合、実際の車をスキャニングし3Dデータ化することからモデルカー開発が始まります。
ユーノスロードスターはこれまでに色々なモデルカーメーカー様から商品化されていますが、マツダオフィシャルグッズとしても2021年2月に販売しました。その時点でも車両をスキャニングして3Dデータ化しましたが、今回はさらに特別なモデルカーとするため、当時より進化した技術を用い、より精巧なスキャニングを行っています。

スキャニング準備の様子(ランプやガラス面は読み取り難いため、マスキングテープを貼っています)

スキャニングの様子

スキャンデータ(エクステリア)

スキャンデータ(インテリア)
このスキャンデータを基に、モデルカー製造用の3Dデータを製作します。
今後も開発状況のご紹介や特別な情報の発表をさせていただきますので、#2以降もご期待ください!
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